新型コロナウィルスで世の中たいへんです。普段の挨拶「ごきげんよう」なんて言葉はちょっと憚られる昨今。(ごきげん良いわけないし)このウィルスの症状は「重症・中症・軽症・無自覚」ということ。元気な自分も罹っていて、知らぬ間に人にうつしているかもしれないのが悩ましいところです。この嘘みたいな危険ウィルスの漏れ(?)は映画の中のことではないんですよね。(『復活の日』という映画を見たのは中学2年生の頃。主演:草刈正雄のファンでした。小松左京のSF小説だけど状況が似ています。)このパンデミックがもたらす生物的・経済的ダメージもさることながら、緊急事態宣言が可能となる法案がすらっと(3/13)可決されたり、SNSを通じて、あるいは直に友人の疑心暗鬼をヒシと感じてしまったり、どこかの国でアジア人がボコボコにされてしまったり、自分の濃厚接触者を確認できるアプリが便利に使われたり(in中国)……。もしかして、この危険ウィルスより恐ろしいのは大なり小なりの「情報=監視社会」では?と気づかされた今日この頃です。
ただ、この情報をoffってしまえば仕事自粛=休み、平和なワタシの時間。櫻の花も満開だし、愛犬bach(会長)を連れて「ワタシの家庭菜園」を見回る散歩に出かけます。
じつは私、不動産情報、土地や家を見るのが好きです。好立地の貸店舗があるとお店経営のシミュレーションをして遊び、うっかり徹夜してしまったり(笑)。おめでたいのです。最近のマイブームは家庭菜園で、誰かの菜園を「ワタシの家庭菜園」と呼んで悦に入る。税金払わず、耕さず、見回って来年植える作物などを腕組みして考えるだけ。
思えば紙に描いた線で登記されている土地の所有権…実際の土地に線や名前が書いてあるわけではありません。ずい~っと思いっきりカメラを引いて大気圏を出てみる。美しい青い球が見えてきましたか? この球体=地球にも国境線が書いてあるわけではありません。人間の世界だけではないけれど、空気も水も陸も海もそしてウィルスも共有です。∴「ワタシの地球」と呼称しても虚偽ではないですよネ(^-^;